2012年3月13日
温浴施設は、維持管理で全てが決まる!
目で見て、耳で聞いて、鼻で感じて・・・。 機械設備は念入に毎日確認を行います。
しかし簡単な物ばかりでは無く、「見えない、聞こえない、感じにくい」 厄介者なのがコレです↓↓↓
↑ ろ過器を分解した画像
ろ過器内部にある【インペラー】です。 ろ過器は1年365日稼働しているため、劣化してしますのです。
このままの状態で運転を行うとどうなるのか?
答えは・・・。 ろ過能力が落ち、湯が淀み不衛生な状態になります。不衛生な状態とは何なのか?
お湯の動きが悪くなるため、『レジオネラ菌』や『大腸菌』が発生し易い状態になってしまうのです。
全て【インペラー】次第なのです! ※他に、ろ過器内部にある砂の量・質も関係します。
循環式の温浴施設は、ろ過器を通過した後に浴槽に入る、流入口(お湯の入り口)があります。
浴槽が大きければ大きいほど、流入口から出てくるお湯の量は多くなければいけません。
大きい浴槽に「チョロチョロ」では、良い浴槽とは言えないでしょう。お湯の動きが悪いという事です。
「いつも変わらぬお湯」泉質を保ち、お客様へ提供する! 当たり前の事を、当たり前に・・・。
維持管理こそが安定感なのです。