2017年10月26日
今日は、浴槽水の「水質検査」を行いました。※自主検査
厚生労働省で定める「公衆浴場における水質基準等に関する指針」の中に ↓
連日使用型循環浴槽水は1年に2回以上(浴槽水の消毒が塩素消毒でない場合、1年に4回以上)水質検査を行い、
衛生管理が適切に行われているか確認すること。と記載されています。
専門の検査機関に依頼をして、自主的に行う大切な検査になります。
↑ (株)日本水処理技研の「町井さん」 ■日本水処理技研HP⇒http://www.nmg.co.jp/
浴槽の塩素濃度測定後、浴槽水を持ち帰る様子。(検査結果は2週間後に到着予定)
平成19年開業以来、日々の「衛生管理」が適切に行われているのか?
レジオネラ属菌・大腸菌群の検出は一度もありません。
では、衛生管理とは具体的にどの様な事を行うのか?
温浴施設の裏側/専門的な内容になりますがご紹介いたします ↓
上記画像は、ろ過器の手前に設置=注入(投入)しなければいけない『チャッキ弁』。※10月21日清掃済み
液体塩素のタンクから、自動的に一定量を24時間注入しています。※タイマー設定
『チャッキ弁』を分解すると ↓
このような構造になっています。
「塩素」は、自動的に一定量を24時間注入だから大丈夫!?
これで安心してはいけません!
・塩素タンクの残量確認
・一日/3回 浴槽の塩素濃度確認
『普段通りの設定なのに、、、塩素濃度が低い。』
『塩素タンクの中の塩素が減らない。』
『チャッキ弁周辺から、塩素が漏れる。』
毎日、見て・聞いて・感じ取ることが【衛生管理】ではないでしょうか。。。
↑ 『そろそろ、掃除のタイミングかな?』 と思い、分解して清掃を行いました。
作業記録を残しておけば、見えない所でも『そろそろのタイミング・・・』は当たるものです(^^)v
液体塩素が結晶となり、目詰まり寸前でした。 ※年/3回清掃
左から
1年経過で 交換する「モーター」
5年経過で 清掃をする「熱交換器」
1年経過で 清掃する「温度計」
5年経過で 交換する「電磁弁」
おかげ様で、機械トラブルによる臨時休業もありません。 記録更新中です!
■今日のお風呂は ↓
画像左側/男性露天風呂
画像右側/女性露天風呂
皆様のご来場、お待ちいたしております。