2018年11月1日
6:36/3℃ 玄関を出て車に乗ろうとすると屋根が真っ白!! 今朝は「霜」が降りました。
来週7日は、二十四節季の一つ「立冬」になりますので、暦の上では冬に入っていきます。
そろそろ「初霜」が降りるころかな? なんて、昨日のブログで書きましたが今日になるとは、、、
明日も冷え込みが厳しくなりそうです。
さて、今日はこの時期に多く発生する【ヒートショック】について書きたいと思います。
■ヒートショックとは
暖かい場所から寒い場所へと移動する時、その温度差が体に大きな負担を与えてしまうことをいいます。これが起こると、意識がなくなったり、深刻な場合は、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こしたりする懸念があります。
ヒートショックは、特にお風呂場で起こりやすい事故。冬場は室内を暖かくしておくことが日常的ですが、入浴のために寒い浴室に移動するなどして急激に冷えたところで、さらに熱いシャワーを浴びることがあります。こうしたことが、心臓などに大きな負担を与えるのです。
繰り返す急な温度変化によって体内の血圧が一気に上がり下がりし、心臓だけでなく、血管にも変調をきたします。心筋梗塞や脳卒中に加え、脳梗塞や不整脈などがお風呂場で起こってしまうこともあるのです。仮に意識を失うだけだったとしても、転倒して頭を打つ危険性はあり、浴室は滑りやすいことからそうした事故も起こっているようです。
■入浴時の血圧はどのように変化するのか?
1.冷え切った脱衣所で裸になると毛細血管が縮み、体から熱を奪われないようにする。これが血圧を上昇させるきっかけとなる。
2.熱いシャワーを浴びて高温の湯船につかることで交感神経が緊張する。これによって血圧がいきなり上昇する。
3.肩まで湯につかることで水圧で心臓に負担がかかる。これが血圧を決定的に上昇させる。
4.体がお風呂で温まり血管がひらく。それによって血圧が急激に下がる。
5.お風呂から出ると水圧が失われる。血圧がさらに下降する。
6.寒い脱衣場に再び出ることで体が再度冷える。熱が奪われないように毛細血管が縮むことで血圧が急上昇する。
■ヒートショックを未然に防ぐには
1.湯船に入る前に、手や足といった末端の部分から「かけ湯」をして徐々に体を温める。
2.いきなり肩まで湯船に沈めない。
3.入浴時間は、ほんのり汗ばむ程度にする。
4.湯船から出る時は、急に立ち上がらずゆっくりと立ち上がる。
5.飲酒後の入浴は避ける。
6.入浴の前後には「コップ」1杯の水分を補給する。
皆様が安全にご入浴していただくためにご協力をお願いいたします。
岩風呂/男性露天風呂
檜風呂/女性露天風呂
皆様のご来場、お待ちいたしております。