2011年11月28日
今日は、あまり天気が良くなかったですし、昨日の『隠し玉』が有るのでそれを…
最近、季節的なものなのか『雲』が面白いですが昨日も、披露宴がお開きになった後こんな
『大気光学現象』
を観測することが出来ました。
まずはわたくしが、言葉も見つからないまま
(周りに披露宴出席の方々がたくさん居たのもありましたが)
ワッカ!!ワッカ!!ゆっとります物をご覧ください…
最初は、ブライダル館から本館に向かおうと建物から出てきた時、
もの凄い分厚い雲に覆われた太陽が、やっとの思いでわたくしを照らしてくれているのだと …
そしたら、右の方にでっかい『本物』の太陽が …
光の屈折で錯覚していたのですね。
この『輪っか』、これを『暈(かさ)』と呼びます。
月の周りに出来るのは良く見かけますが、太陽の奴はなかなか見れないですよね。(普段昼間に空なんか見ないだけか?)
どちらも光と、薄い雲がその条件に達したとき見れるようです。
暈は雲を形成する氷晶がプリズムとしてはたらき、太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける時に屈折されることで見れます。
光の屈折なので、虹と同じような感じなのでしょう。白く見えますが実は色があります。
それぞれ『ひがさ、つきがさ』と言い、画像だと分かりづらいですがけっこうハッキリ見えました。
もちろん、時間がたつと見えなくなりましたが、実はその隣でもこんな現象が…
おそらく『ひがさ』を起こしているような氷晶群に、飛行機雲の影が落とされているのでしょう。
飛行機雲は、エンジンから出される『排煙ガス』かと思ったら、本当に雲だったのですね。
エンジンの排気により空気中の水分が増加し、それが凝縮し水滴に、低温のため氷になり雲となるのだそうな。
熱が発生して凄く熱そうなエンジンから水が????疑問ですよね、蒸発しそうなのに…
ですが、燃料の成分が『炭化水素』と言うものらしく『炭化』の方は燃えてなくなり残りの『水素』が水となるようです。
したがって、水が氷結する高さを飛んだ時発生することが多いんだってさ。
ところが逆に『消滅飛行機雲(しょうめつひこうきぐも)』と呼ばれる現象があると言う。
飛行機の排出ガスの熱により大気中の水分が蒸発すること、
乱気流により周囲の乾いた大気と混ざること、
エンジン排気の粒子により水分が凍結し落下することの3つが挙げられると…
じゃあ空気中の水分がなくなって影に見えたのか?いや、こんなに同じところに同じように消えないだろ…多分
ちなみに、飛行機雲が気象にも影響してると言う仮説があり、日中は太陽光、夜は地表からの熱放射を遮るというもの。
『飛行機雲ごときで、そんな~~~~? 』と思ったら、
アメリカ同時多発テロ事件後、アメリカ全土で航空機の飛行が3日間禁止された時、昼夜の温度差が約1℃増加したそうな。
飛行機雲がなかなか消えないときは、天候が悪化するとも言われているようですが…
今日の天気は、当たりなのでしょうか?
それではまた
一日前に上げられた動画と言うことは、この方にも昨日見ることができたのでしょうか?
動画でググって~~~『日暈(にちうん)』!! 消えていく日暈が面白い